ショッピングモールのメリット

インターネット上で物を販売するには、自らネットショップを開店し独自のサイトで運営するタイプと、ショッピングモールに出店するというタイプとがあります。
ショッピングモールへの出店と、独自サイトでの販売とで違いはあるのかメリットとデメリットを説明してみましょう。
ここでは、ショッピングモールのメリットから説明しましょう。ショッピングモール出店のメリットはこんなことがあります。

たとえ初心者でも簡単にショップを開店することができます。ショッピングモールに出店するには普通ですと出店するための費用がかかりますが、出店するための支援として、簡単にインターネットショップを作れるツールなどを利用することができます。
また、ほとんどのものがショッピングカートから決済までのシステムが装備されているので、難解なプログラムを知っていなくても能率よくネットショップの経営に力を注ぐことができます。
ショッピングモールには、常に多くのお客様が訪問してきます。ショッピングモール内で上手に商品のアピールをし、客様の興味をひくことができれば売り上げアップにつながることに間違いないでしょう。

ショッピングモールのデメリット

ショッピングモールでは、家賃と同じような感じで、月々に数万円の出店費用がかかるのです。
そして、独自のサイトの場合は売上のうち、仕入諸経費をひいたすべてが利益となりますが、ショッピングモールに出店した場合には、売上の3~5パーセントの手数料を支払わなければならないのです。
そうなると利益率の低い商品の場合は、商品がたくさん売れても、諸経費を除いたらマイナスということにもなりかねません。
たくさん出店されている商品の中に紛れ込んでしまうパターンもあります。大きなショッピングモールほど出店店舗が多いですよね。
当然、同じ商品を取り扱う店舗もあり、自分が売りたい商品を横並びに表示されることもあります。
お客様は、同じ信用度で同じ商品であれば安い方の商品を選ぶため、価格を下げなくてはならない事もでてきます。
信用がなければ、価格を安くしても買ってもらうことはできません。まずは、信用されることから始めましょう。

売るための手法

トップページなどのデザインからお客様に与える印象はネットショップの信頼性やセンスを示すものですよね。サイトの見やすさ、買い物のしやすさは必須条件といえます。
次に セキュリティの強化が大事です。個人情報を保護する意識は高まっています。情報が漏えいされることなく、安心して買い物ができる、完璧なセキュリティ対策が必要です。

次に商品の差別化です。たくさんのショップや、たくさんの商品がある中から選ばれるということは、ここのショップにしかない商品やサービスが目玉となります。
商品の多さ、品数、品質、そのイメージを上手に伝える能力、アフターサービスの良さは、お客様を安心かつ満足させるのにかなり重要なポイントとなるでしょう。

最後にプロモーション。ネットショップを経営する上では、お客様を集めるのも重要な事です。ショップのメールマガジンの配信などもひとつの良い手ではないでしょうか。

ネットオークションとネットショップ

ネットによる販売は、ネットショップがよく利用されますが、そういったものとは別に、ネットショップよりも手軽に販売が行える場所があります。それはネットオークションです。では、ネットオークションとネットショップとでは、どのような違いがあるのでしょうか。
ネットオークションとネットショップの一番の違いは、お客さんの多さといえるのではないでしょうか。ネットショップの場合、多くのお客さんを集めるために様々な努力が必要になります。
それがネットオークションには必要ではありません。予め提供されているオークションサイトは、すでにある程度有名な状態です。
そういったサイトですから、何か掘り出し物はないかという風に特に買いたいものが無くても見に来るお客さんがたくさんいます。
また、特に商品を次々と仕入れる必要もありません。これはオークションの性質でもあるかもしれませんが、売っている店よりもその売っている商品などがオークションでは重視されます。